長老猿の話

私の目を見て本当のことを言うのです。
年寄りをあなどってはなりません。
あなたの目に偽りが見えます。
自分を裏切ってはなりません。

2005・4・10(日)

*京都法然院廊下の板に「長老猿」と呼ばれている上のものがあります。木の節の作り出した自然の芸術とでも呼ぶべきものです。この「長老猿」はウソを見抜きます。ここを通過する時に合掌して「私はウソをついていません」と3回唱えます。人間多少のウソはだれでも持っています。小さいウソを持っている人にはお目こぼしがあるのですが、大きなウソや罪深いウソのある人の耳に長老の笑い声が聞こえてきます。そして上記の言葉を語りかけてきます。
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