伏見ぶらぶら30
石峰寺からぬりこべ地蔵さんを経て、伏見稲荷大社へ抜けますと、そこは奥の院へ続く朱の鳥居が続く道。
一番お稲荷さんらしい場所の一つです。もうすっかり暮れていました。灯りが点っていて、なかなかの風情。
この道を通りながら、よく分からないコンコンさん(狐)とお稲荷さんの関係や狐と油揚げのことよく聞かせてもらったものでした。
稲荷山の谷を白い狐が走るという話を聞きながら、今日は出会えるかな…と思ったものでした。
しばらく歩いていきますと…大きい鳥居が途切れて、コンコンさんがやはって…
道が二つに分かれます。
左は道が曲がってる、右は道がまっすぐ…どっちが好き?
私は行きは右、帰りは左にしました。鳥居が美しく並んでいます。
帰りはこんな感じに変化します。何が変わったでしょうか?
奥の院で拝んで帰る時には、この鳥居を寄進した方がどなたかを見ながら帰ることになります。会社であったり個人であったり。全国各地から大勢の方が寄進しておられます。しばらく前私は「王貞治」という名前を見つけてうれしかったことがあります。
奥の院
これが奥の院拝殿です。この場所から左へ行きますと「お山巡り」コース。東山トレイル出発点でもあります。右へ行くと「おもかる石」があります。
おもかる石
灯篭の前でお願い事を唱えて石灯籠の空輪(頭)を持ち上げた時に、自分が予想していたよりも軽かったら、願い事は叶い、重かったら叶わないという試し石。
私、あんまり欲ばってはいけないと「健康で過ごせますように」とお願いして持ち上げたら、重たい重たい。右も左も持ち上げたのですが、二つとも重かったので今年は健康に注意しなければいけないようです。
奥の院裏の稲荷大社
この磐こそ神様が降りてこられる磐座(いわくら)のようです。見たところ茶色い大理石のような感じでした。きっと珍しい石だったのではないかと思います。
2005・1・22(土)撮影
2005・1・23(日)作成