伏見ぶらぶら3
第3回世界水フォーラム開催記念イベント)

平成の伏見

名水スタンプラリー

2003年3月16日(日)〜5月31日(土)

 主催は伏水会だそうです。御香宮が問い合わせ先になっていたのでまず御香宮から出発することにしました。スタンプを押す台紙をもらいました。これに地図がついています。訪れる場所は10カ所。では出発。

御香宮神社(御香水)

 
 神社といえば私にとっては御香宮(ごこんさん)です。私も私の子どももここでお宮参りも七五三もしました。ここのお祭りは子どもの時は10月9日でした。9日間もありましたが毎日行きました。体育の日が出来てからは10月10日になりました。また最近変わりました。毎日お店が出ます。特に1日目と祭礼の前の日に各町内が自分の花笠などを持ってお宮まで行きます。これがしんどいのですが楽しかったです。花笠をもって「アラウンヨイヨイ・アラウントマカセ」というかけ声をかけて練り歩きます。
 御香宮の門は伏見城の大手門です。現在の建物は徳川家との結びつきを示すものが多いです。伏見義民の碑もあります。鳥羽伏見の戦いではここが薩摩軍の陣になりました。
 大手筋通りを西に歩いて行くと大手筋商店街。大阪町目指して南へとると次の目的地鳥せい本店(白菊水)。この辺りが伏見の酒蔵スポット。キザクラカッパカントリー(伏水)、月桂冠大蔵記念館(さかみず)長建寺(閼伽水)と続きます。

鳥せい本店(白菊水)

この井戸に一番多くの方が並んでおられました。名前がいいのかな?

キザクラカッパカントリー(伏水)

河童博物館もあり酒造りについて詳しく説明した展示室もあります。入場は無料です。

月桂冠大蔵記念館(さかみづ)

月桂冠大倉記念館は入館料が300円必要です。

長建寺(閼伽水)

 濠川(宇治川派流)は今柳並木が最高に美しいです。特に長建寺の前(弁天浜)から蓬莱橋までの間は月桂冠大倉酒造の建物と相まって見事です。
 ここで中書島から離れて北へ向かいます。
 次は大黒寺の金運清水という名の御利益がありそうな名水です。

 大黒寺(金運清水)

このお寺の前にこれまた景気の良い名前の「金札宮」という神社があります。こんな神社です。

キンシ正宗(常磐井水)

 私の父親がこの会社に勤めていた関係で、小学生の頃よくこの会社のお風呂に入りに行きました。私が行っていた頃は今マンションになっているところに工場がありました。そう言えば父親はここの水と酒を自慢してました。この会社の酒が伏見の酒の中でも一番うまいと言ってました。父親は下戸でほとんど飲めなかったのですが。

清和荘(清和の井)

 私が小学校4年生の時にこの清和荘にプロ野球「毎日オリオンズ」の選手が来るという噂が聞こえてきました。山内、葛城という選手がいたように思います。西京極でオープン戦か何かしたように思うのですが・・・。野球好きの子どもたちがサインをもらおうと清和荘へ行きました。私も学校が終わるとすぐクラスの友達と行きました。でももう出発した後か何かでサインどころか顔も見られませんでした。とてもがっかりしたことを覚えています。
 伏見で有名な料理旅館です。

藤森神社(不二の水)

 藤森神社は遷座1800年が近いそうです。この神社の中に蒙古塚とか神鎧像など興味をそそるものがたくさんあります。舎人親王も祀られているそうです。舎人親王といえば日本書紀を編纂した人。学問と武運の神社としても有名ですし、祭礼の駆馬も有名です。紀氏や秦氏とのつながりのある神社だそうです。またどこかで詳しく書く機会があるかもしれません。子どもの頃祭礼(5月1日〜5日)に5日間毎日通いました。いつからかなあ、アジサイ祭りというのを開催するようになりました。境内アジサイがいっぱいです。

城南宮(菊水若水)

 この「菊水若水」は病気平癒の霊験あらたかな神水といわれ、東大寺お水取りの香水は、若狭・遠敷川から「菊水若水」を通り、二月堂の若狭井に達すると伝えられています。神苑内の平安の庭は、4/29・11/3に「曲水の宴」の舞台になります。

「伏見ぶらぶら」へ  HPへもどる