伏見ぶらぶら22

三栖神社の左義長

 「さぎちょう」と最初聞いたとき、私は祇園祭の時に踊る鷺舞(7月16日八坂神社拝殿前で雌雄二羽の鷺が舞い踊る奉納舞)のことかと思いました。
 左義長というのは「とんど」のことです。正月の注連縄や松飾り書き初めなどを一ヶ所に集めて焼く行事です。病気や災難から逃れられるように学業成就することを祈って行われます。
 青竹を三方から立てるため、正月のまり遊びの「三毬杖」(さんぎっちょう)が語源の一つとか。
 伏見横大路にある三栖神社の左義長が1月15日に行われると書いてある本を見て、今年は12日に行われるのではないかと思って行ってみました。午後3時頃です。
 すると、大きな竹が組まれていて、左義長の準備が終わったすぐあとでした。
 
10mぐらいあるでしょうか。3本の竹のてっぺんには「よし」があって、その下に日の丸の扇が飾ってあります。注連縄があって、その下に内部を囲うように「よし」が編んで吊してありました。
聞いてみました。
「いつやらはるんですか?」
「1月18日」
「これはこのまま一週間置いとかはるんですか」
「そう。17日に柴入れてできあがり」
「18日は何時からです?」
「朝6時から」
・・・うわあ、朝早いなあ、起きられるかなあ、あかんやろな。でもみたいなあ。
さて、来週日曜日6時に私は三栖神社の左義長に間に合うでしょうか。
三栖神社「炬火祭」を昨秋見せてもらいました。
三栖神社は火を焚く行事に縁があるようです。

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