片倉工業富岡工場(官営富岡製紙工場)

〜年に一度の解説付きの外観見学〜
片倉工業富岡工場(旧官営富岡製糸場)外観解説事業  

 片倉工業兜x岡工場(旧官営富岡製糸場)は、明治5(1872)年に、明治政府が設置した最新式の製糸器械を備えた官営模範工場です。
 現在は、残念ながら操業されておりませんが、現在残る大部分の建物は官営工場の当時のままで、明治初期の貴重な歴史的、文化遺産といえます。
 この貴重な遺産をアジア初の産業遺産として、ユネスコ世界遺産登録に向けて運動を展開しております。
 なお、期間中は解説員により、外観案内及び歴史的経緯の解説を行います。
◆開催期間   平成17年7月23日(土)〜平成17年8月31日(水)まで
◆休館日    月曜日及びお盆休日(8月13日〜16日)
◆見学時間   午前10時00分 〜 午後4時00分
◆アクセス    電車:上信電鉄 上州富岡駅下車 徒歩10分 車:上信越自動車道 富岡ICから分
◆問い合わせ先  富岡市観光協会(市商業観光課内) TEL 0274−62−1511
 こんな案内を見ました。ラッキーなことに開催期間にちょうど群馬にいます。行ってきました。
 前橋からJRで高崎へ。高崎から上信電鉄で上州高岡へ。約1時間20分。駅周辺に幟が出ています。そして、市役所には幟やモニュメントが。富岡市あげて世界遺産登録運動展開中のようです。

駅前にもレンガがありました。

(1)片倉工業正門

(2)事務所前見学会受付

 9時半からの受付でした。大勢の方がぞくぞく車で駆け付けてこられます。観光バスも来ました。ボランティアの方が説明をしてくださいました。

(3)東繭倉庫

明治五年のマークは最初からあったかどうかは疑問だとのことでした。

(4)レンガとコウショッコウ

(5)説明会の様子(城山で西繭倉庫を見ながら)

(6)裏門から

 早く着いたので工場の周りを歩いてみました。大きな工場でした。明治の始めにこういう大きな工場を建てて、工業を興そうとした先人たちに拍手です。そしてこの建物を保存しておられる片倉工業とこの企画をしてくださっている富岡市にも感謝して旧官営富岡製糸場を後にしました。

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