かばのしっぽの『彫る』
Since2014・10・6(月)
 円空仏を手元に置いておきたいと思ったが、それは無理。そうか自分で彫れば良いんだ!と無謀なことを考えたのが彫り始めた当初の理由だった。
 2014年9月から仏像彫刻教室へ行き始めた。少しも上達しない。つくづく才能のなさを痛感している。
 家で彫りたい円空仏に挑戦することが今は楽しい。円空のようには彫れなくてもだれかに迷惑をかけるわけではない。
(1)2014〜17に彫った神仏
(2)仏像彫刻教室で学ぶ
(3)円空の影響で彫る
(4)勾玉
 

2017年彫る

(4)十二神将辰像
(2017・2・14)

 名古屋市鉈薬師にある十二神将のうちの婆娑羅大将(辰像)を真似て彫ってみました。彫っているうちにこれは角かとかヒゲかとか、体の一部なのだなあという気づきがありました。巴模様は雲を抽象的に表現しているのだろうと思いますが、この像は円空が北海道から帰ってきてすぐに彫ったものです。アイヌ民族の模様に酷似しており、その影響もあるかなと思います。龍の体を円空とは違う鱗模様にしてみたのですが、ワニに先祖帰りしてしまいました。残念ながら底から撮った写真がなくて最初の木取りが実物とは違うだろうと思います。家族が道祖神見たいやな」と言っています。

(3)地蔵菩薩座像
(2017・2・2)

 もうすぐ二人目の孫が生まれる。それに合わせて急いでお地蔵様を彫ることにした。どこのお地蔵さんがいいかなと考えて、津島地蔵堂におられる千体地蔵の中尊を参考にすることにした。大きさも丁度二十センチ余りの木があった。この千体地蔵さんを私は見たことがない。お堂の前まで行ったが、開扉の日ではなかった。彫り上がって玄関に置いておいたら、娘は「お父さんに似ている」と言う。

(2)矜羯羅童子(尼僧)像
(2017・1・23)

 2005年関市上之保の鳥屋市不動堂で21体もの円空仏が盗難にあった。円空の代表作を多く含むこの仏像群の中にの矜羯羅童子像があった。それを真似て彫ってみた。この像は最初尼僧と呼ばれていた。しかし他の像との関係で見ていくとどうやら矜羯羅童子に落ち着いたようだ。
 この尼僧像顔が母親に似ていると妻が言う。そう言えば似ている。それで今、お世話になっている介護施設の母親の部屋に置いてある。
 (1)蔵王権現
(2017・1・11)
 この像は埼玉県春日部市の観音院にある。ここには他にも多くの素晴らしい作品群が残されているうちの一体である。2011年埼玉県立歴史と民俗の博物館であった「円空展」でお目にかかってはいるが、機会があれば是非現地でと思っている。円空の仏像構成力のおもしろさを感じる像である。

2016年彫る

(2)観音菩薩立像 

 これは円空の観音菩薩を見よう見まねに真似て自由に彫ったものです。仏像教室ですっかり自信を失いやる気がなくなっていました。しかしせっかく木材もいただいたし、もともと円空仏を彫りたいと思って始めたことですから、原点に戻って円空さんを彫って見ました。
     

(1)両面宿儺

 飛騨千光寺にある両面宿儺、円空の最高傑作と多くの方が評価されている像です。私は2回拝観させていただいたが、実際彫ってみてよく分からなかったのはその両側面。私は結局分からぬままごまかして後背を大きくした。実はこの材料板を4枚貼り合わせた。宿儺だけ桧で、磐座や後背はコーナンで買ってきた節だらけの建築材。まあ、約1ヶ月楽しく彫れたので満足している。 
   

2015彫る

(1)八面荒神

 この荒神さんは岐阜県郡上市美並町にある「美並ふるさんと館」に本物がある。不思議な魅力のある荒神さんで、円空30代後半の師でありパトロンであったであろう西神頭家所蔵像である。鋭く気概のこもった独特な眼力のある像で円空初期像によくこの目が彫られている。私は恐ろしいと言うより、執念というか怨念というか「恨み・辛み」の籠もった眼のように思っている。
 荒神であるから台所を守り家を火災から護るという役目なのであろう。私は最近のことから言えば、料理を食中毒から護るという願いを込めて祀るということもいいなと思った次第であるが、我が家ではこれを置く場所が台所にない。今、私の机の上にあって、私を護ってくださっておられる。29.5cm建築材を4枚貼り合わせて彫った。2015・12・15開眼。
 

(2)大黒さん

B阿弥陀如来

 この阿弥陀さん、大きさは30cm余。いただいた桧柱の余材を半年ほど前に貼り合わせて置いてありました。板の大きさの関係で、年輪が体の向かって左は上から下、右は左右に走っています。
 3ヶ月ほど前から熱心に彫りすすめました。2015・4・1彫り終わりました。
 こういうお顔にしよう思っているわけではなく彫っているうちにお顔が決まってきます。彫り終わったときは何となく上手く彫れたような気になります。何日か経つと手を加えたくなります。手を加えると次々おかしなことになり、気になって手を入れてもろくなことないというのが今までの経験で思うことです。
 今、私の家の床の間に鎮座しておられます。

(2)仏像彫刻教室で学ぶ

(4)釈迦如来像
(2017・2・8)

 自分で掘り始めていて、先生に教室で「見せて」と言われ、、見せたら肩から胸のあたりを彫りすぎてダメだ、こういうのは早々にあきらめて新しく彫り直せと言われたお釈迦様です。今、先生の指示通りに彫っているものがあり、それはまだ半年ほどかかりそうなので、それが完成したら、この像と比べてみたいと思います。とにかく顔が難しいのです。妻は「あんたの彫る仏像は左右対称でない」と言います。自分では気づかないのです。

(3)仏頭3体(地蔵・釈迦如来・観音菩薩)

 仏像教室で上達できずに足踏みしているうちに、家で彫る意欲がなくなりました。でも3年は続けようと決めていましたので2年半でやめるわけにいきません。釈迦如来仏頭と観音如来仏頭を彫り、今小さい釈迦如来座像を彫っています。やはり顔が難しい。なかなか仏さんらしくなりません。今まで彫った仏頭です。

(3)地蔵仏頭を彫る

 2014年12月〜15年2月、ちょうど3ヶ月かかって、地蔵仏頭を彫りました。薄皮を剥ぐように削るのですが、なかなか思うようには彫れません。3月4日やっと合格し次に進むように言われました。
       
 次は釈迦如来仏頭です。仏像彫刻教室では彫っていったものを先生に手直ししていただいでそこを次の時間までに彫っていき、又見ていただくという繰り返しです。課題はすぐできてしまうので、次の釈迦如来仏頭を彫ってみました。こんな風になりました。目が難しく何度もやり直しているうちにどんどん顔が後退してしまいました。今二つ目の釈迦如来仏頭に挑戦中です。

(2)握り手・足・開き手

 今日は12月6日(土)。教室へ通うようになって3ヶ月が過ぎました。その間に足と握り手から開き手を学びました。そして11月末から地蔵菩薩仏頭を彫り始めました。
 「握り手」と「足」を9月末から11月第2週まで彫りました。最初は決められた通りの大きさに彫ってなかったので注意されました。型紙を正確に作っていないからだという指摘を受けて、一からやり直しました。何とか形を整えようとしているうちに、自分勝手なものに変わってしまいます。何より上手くいかなかったのは「爪」の彫り方と表面を滑らかにすること。今も上手くいきません。「爪」は開き手をしているときにやっと何とかなるかなと思えるようになりました。表面を滑らかにすることは根気と丸刀の使い方にポイントがありそうだなと思います。 
 右の握り手と足が最初の木で彫ったものです。1本の20cm程の長細い木に型を取って彫ります。。
 下は2回目に彫った握り手と足です。足は第2指が真っ直ぐで親指は内向きに中指薬指小指は、第2指に向かうように彫ります。甲も一番高いのは第2指から足首へ向かう線です。
 木というのは向きによって刃物を受け付けない方向があることがようやく分かってきました。逆にして彫るためには小刀を上からも下からも使えるようになる必要があります。 
 
開き手
 最初に彫ったのが左の右手。指を切り離すために指をかなり細く彫ったつもりだったのですが、この手は仏様の手じゃないなと写真を見ながら思います。かなりいい線いったと思ったのですが、こうやってみるとだめだなと思います。自分の太短い指とそっくりです。赤ちゃんの手が理想だそうです。
 ところが11月中旬に「開き手」を彫りなさいと許可が出て11月下旬この「開き手」を見ていただいたら「ぼちぼち『仏頭』を彫り始めなさい」と言ってもらいました。1回で『開き手』合格したのです。その後右の左手を彫りました。これで左右揃いました。
 12月3日(水)地蔵仏頭に取りかかっていたら同じ教室の人が「小宮山さん、もう仏頭?早いな」とおっしゃいました。「いや、先生が間違っておっしゃったのかもしれんと思って心配してるんですよ」と言うと、「いや上手なんやで」。すると隣の方が「いや上手なことない」とはっきりおっしゃいました。「そんなことないで上手なんやで」に「いや自分で言うてはるから。先生誰かと勘違いしてOK出さはったのかもしれん」と私が心配しているその通りのことをおっしゃる。
 ビクビク仏頭を見てもらいに行ったら何もおっしゃらなかったので胸をなで下ろした次第。
 

(1)模様を彫る

 2014年9月1日(水)から仏像彫刻教室へ通い始めました。月3回。3時間です。
 最初は小刀で薬研彫りで菱模様を彫りました。家でもやった方がいいなと思い、オルゴールを作ってみました。小刀の使い方、機械を使った刃物の研ぎ方初めてのことでなかなか刺激的です。
 次は、仏様の「足」と「握り手」をいっしょに練習しなさいと言って下さったので作ってみました。テキストを見ながら作ってみたのですがなかなか難しい。このページの上に並べた写真を載せています。同じ大きさにならないのです。
 下のAは先生に直すところを指摘していただいて彫り直したのですが、どうでしょうか。明後日5回目に行きます。自転車で通っています。
@オルゴール箱  左足と握り手 
   

(3)円空の影響で彫る

不動明王  薬師三尊 釈迦如来 
     
薬師三尊 十二神将
龍頭観音菩薩 不動三尊
観音菩薩三尊 金剛童子・護法神

(4)勾玉を作る

 安土城考古博物館で円空仏を見に行きました。勾玉を作るキットがありました。二種類買ってきてさっそく作ってみました。おもしろいのです。穴は空けてくれています。もう少し細い紐や鎖があればいいいなと思っています。

かばのしっぽ描く
@京都の風景A花B円空仏
ぼちぼちいこか
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