かたくりの花inマキノ

(1)かたくり

 かたくりの群生地「近江かたくりの里」へ行って来ました。
 かたくりって種が芽生えて花を咲かせるまで8〜10年かかるってご存じでしたか?セミは確か同じぐらい土の中にいるって聞いたことがありましたが、そんな植物があるとは知りませんでした。
 種子を作るのに昆虫を利用するのだそうで、開花も昆虫の活動に合わせて、晴れた日限定で、夕方には閉じます。花が終わると20個ぐらいの実をつけます。その頃には葉か枯れます。種子に十分栄養を送るためです。
 種子が地上に落ちると、蟻が巣穴へ運び外側だけ食べます。そしてこの種子が増えるというのです。不思議ですね。
 1年目に松の葉みたいな細い葉が出るそうで、これが養分を地下にためていきます。そして8年目ぐらいに2枚葉になって花を咲かせるのだそうです。うーん、不思議。そんな植物があるなんて。
 きっと地下にためている養分が「片栗粉」なのでしょうね。現在の片栗粉はジャガイモから作っているらしいですね。
 
 
それにしてもかわいい花です。色も紫色のもの白いものがありました。紫は濃淡がありました。。

(2)いかり草

 このかたくりの咲いている雑木林(くぬぎが多かった)に「いかり草」が咲いていました。これも可愛い花でした。

(3)こぶし

「白樺、青空、南風、こぶし咲くあの丘北国の、ああ北国の春」この歌のこぶしが咲いてました。遅くまで咲いているなあと思いました。

(4)?

これは名前が分かりませんが、道ばたに咲いていた小さい花です。

2005・4・17(日)の記録

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