桔梗の寺・廬山寺
(京都市上京区寺町通広小路上ル)

 桔梗は、花期が長い。6月下旬から9月ぐらいまで咲いています。夏の間咲き続けている花です。桔梗が美しい京都のお寺で有名なのは、2カ所です。1つ目は大徳寺芳春院、この寺は前田利家の室芳春院が慶長年間に創建した前田家菩提の寺、2つ目は東福寺塔頭天得院。この2つは、「京の名花・名木」(竹村俊則・淡交社・1996)に紹介されています。
 もう一つは、これから紹介する廬山寺。この寺は「京都花の名所12ヵ月」(山と渓谷社・入江織美・2003年改訂)に桔梗が素晴らしいとありました。
 廬山寺は紫式部の邸宅跡です。又節分会でも有名です。そして、このお寺にある石仏を見に行った時に見つけたのは、御土居跡でした。こんな町中に御土居跡とはとびっくりしました。また多くの皇室関係の墓があるのにも驚きました。
 桔梗の話に戻します。桔梗の庭は、昭和の庭園で「源氏の庭」という名が付いています。白砂が敷き詰められところに苔で島が作られています。その苔の島に桔梗が植えられています。
 困ったのは、花が庭の方向いて咲いていることでした。庭は南向きですからみな太陽向いて咲いていることになります。庭に下りさせてほしいなと思いました。私は夕方に行ったのですが、朝の方がいいように思いました。この石の字は新村出博士の揮毫だそうです。

2005・7・18(月)撮影
2005.7・20(水)作成

廬山寺節分会他      洛中石仏巡り1(廬山寺の石仏を含む)

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