□営業時間 | 16:00〜11:00 |
□定休日 | 水曜日 |
□所在地 | 伏見区深草極楽寺 |
□お風呂の種類 | 人間洗濯機 ジャグジー 電気風呂 ボディーシャワー 水風呂 サウナ(有料別料金150円) |
□駐車場 | なし |
□アクセス | 京阪藤森駅下車東へ本町通へ出て南(右)へ。東名高速道をくぐると深草小学校がある。さらに交番があり右手(西側)に軍人湯のネオンが見えてくる。コインランドリーの奥。藤森駅から約5分。 |
■軍人湯という名前
私は毎日本町通を北へ通勤している。そしてこの看板を見る。
「軍人湯」・・・何か曰く因縁のありそうな気になる名前である。
それもそのはず、このすぐ近くに第16師団本部司令部(現在聖母学院本館の建物)があった。伏見は戦前軍都でもあった。今も地名に師団街道、第一軍道、第二軍道という名前が残っている。京都教育大学は歩兵第9連隊跡である。この軍人湯という名前はかつて伏見が軍都であったことを示す貴重な名だということになる。
「この名前はやはり第16師団に関係があるのでしょうね?」と伺うと、「16師団の軍人さんが大勢来られたらしくて、今でも時々なつがしがって来られる方がいる」と番台にすわっておられた女性がおっしゃってた。7〜80年前からあるお風呂で、現在のご主人が三代目だそうだ。何回も改修されているらしい。
ちなみに第16師団新設は日露戦争後の1907年(明治40年)、編成替えが1925年(大正14年)に行われ、1937年(昭和12年)12月の南京攻略戦(南京大虐殺があった戦い)にも参加している。
■かばのしっぽ入湯記
こぢんまりしたお風呂である。私が入って行ってキョロキョロしながら、一番奥にある風呂が水風呂かどうか確かめていたら、「よう入らんのか?こんなんへっちゃらや」と言いながら勢いよく飛び込んだおじさんがいて、びっくりした。えらい歓迎のされ方だ。風呂へ入っていって突然水風呂から行く人はまずないと思うのだが。
私はここの電気風呂が気に入った。腰を痛めたことのある私には座るとちょうどよい位置に電気が来る。サウナが有料なのはちょっと残念。水風呂は気持ちがよかった。
ジャグジーが二つある。ゆったりした気分でつかった。
ボディシャワーというもの、衣笠温泉や正面湯にもある。私のクラスの子どもたちはワーワー言いながら、「こそばい」とか何とか言いながら喜んで使っている。私は何でこんなもんがあるのかなあと思って、まだ使ったことがない。電気風呂も水風呂も初めはよう入らんかったから、慣れたら気持ちいいのかもしれない。軍人湯では使わなかった。