残念ながら2003・10・14で廃業されました。
長い間お疲れ様でした。
これで桃山学区の銭湯はゼロになりました。
営業時間 | 16:00〜23:00 |
定休日 | 水曜日 |
所在地 | 伏見区道阿弥町138 |
お風呂の種類 | 超音波風呂 泡風呂 電気風呂 薬湯 水風呂 深浅2つのお風呂 |
駐車場 | なし 近くに御香宮神社のP(1日500円) |
アクセス | 近鉄桃山御陵駅徒歩2分 京阪桃山駅徒歩5分 |
近鉄桃山御陵駅を降りて、東一筋目め南向かうとすぐ。
入り口から入ると下駄箱スペースがあり、そこから脱衣場ゾーンへ。番台にお女将さんがデーンと昔ながらのスタイルでお風呂に向かって座っておらる。ちょうど回数券が切れていたので購入。回数券のことしばしお話する。なかなか気さくな方。
お風呂に入る。
入るとすぐ右手は、水風呂。左は女風呂との境に沿って、薬湯(今日は蛍光色の緑のような色)、電気風呂、深い風呂、浅い風呂、そして、超音波風呂泡風呂と続く。右側壁にそって洗い場があり、前にもう2つ洗い場。
水風呂の湯口(水口)はライオンではなくてコイ(だと思う)。まわりに模様があるがライオンを見慣れているせいか「たてがみ」に見えてしまった。これデジカメ写真劇場に使えそうと思うが写真撮影できない。残念。
薬湯(だと思うのだが)は毎日変わるのかもしれない。泡がブクブク出ている。これが泡風呂なのかなあ・・・。
電気風呂は緩くジワーッとくる感じで、電気に弱い方にはおすすめ。
深い風呂、浅い風呂ともお湯が熱めで気持ちいい。深い方の湯口からはたえず水が出ている。
最後にある浴槽にかかっている看板に、超音波風呂 泡風呂と併記してある。そして深草にある(らしい)銭湯設備の会社の名前が書いてあった。お風呂のこういう掲示板はたいていそういう設備を作った研究所名が入っているように思うのだがこれは初めて見た。
壁側からジェットがでている。そして下から泡が出てくる。座って入る。背中のいい感じのところに当たる。全体が黄緑に見えるのは明かりがついているから。新地湯のネオン湯と同じかな。こちらの方はやや控え目である。
あがって体を拭いていたら男の子が入ってきた。
「今日は、無料ですか」
と聞いている。
「そう」
今日はお風呂祭り初日。小学生無料サービスである。
服を着ていたら、お女将が近所の男の子に声をかけておられた。「・・ちゃん、体ちゃんとふいて」「服はしっかりたたんで」言われたとおり男の子もしている。こういうときすぐに声をかけたくなる。
「ぼく、小学1年生か」
「小学2年生です」(女将)
しばらく女将と子どものやりとり。
「今日は子ども多かったですか」
「いいえ、わたしとこ宣伝しいひんかったんです。よく来る子には言うたんですけど。子どもが来たら大変なんです。水風呂入ってなかなかあがらへんから迷惑やし、鍵で悪さするし。私が若かったら、お風呂祭りもがんばるんですけど」
(そういえば私のクラスの子どもたちは、3日間がんばると言ってたけど、行儀よく入っているだろうかと、ちらっと思う)
「ここは、桃山御陵駅が近いから、そういうお客さん多いんですか?」
「いいえ。近所の常連さんです」
お女将との会話が楽しい水晶湯であった。
2002/10/25