2002/11/28

営業時間 午後4時〜深夜12時
定休日 月曜日
所在地 中京区堺町通錦小路下ル八百屋町535
お風呂の種類 水風呂 やや熱いめの深風呂 ジェット風呂 やや熱いめの浅い風呂
電気風呂 超音波泡風呂(かなり熱い深風呂で健康風呂)
駐車場 なし
アクセス 地下鉄阪急四条烏丸駅下車東へ3筋目北100メートル
入湯記 ・一度も行ったことないのにこの銭湯の前に立つと懐かしい感じがするから不思議である。
・3階建て木造ですだれが掛かっている外観がいい。
・昭和2年に建てられたらしい。
・男湯女湯見渡せるような位置に番台があるが、ご主人は男湯側に座っておられた。
・脱衣場、木製のロッカーに柳行李の脱衣かご。
・お相撲さんの行李みたいに名前が書いてあるなあと思いながら上から行李を取ろうとしたら、ご主人が「それはお得意さんのです。ロッカーの中のものを使ってください」とロッカーを開けて行李を出してくれた。
・浴室の中は極めてシンプル。女湯の壁側(左側)と正面の壁にそって浴槽がある。
・浴槽は5つ。6種類のお風呂がある。
・入ってすぐ左側に水風呂。お湯は電気風呂は絶えず水が出ているのでぬるいめであるが、他はかなり熱い。その暑さも2段階。深いお湯の方には申し訳程度に下から泡が出ている。浅い方は2つジェットの吹き出し口がある。このジェットゆるい。そして一番左に緑色蛍光色をした超音波泡風呂がある。これが相当熱い。ちょっと気合いを入れて入らないといけない。
・洗い場は右側の壁側と左側に2つ。合計14の席亭。
・荷物を預けていたのを受け取って帰ろうとしたら、ご主人から声を掛けてこられた。「遠くからですか」「ええ、伏見から」「そら遠いし寒いわ」(私がバイク用のオーバーズボンなど重装備なもんで)「ご主人は落語がお好きなんですか」(この男風呂の脱衣場で落語会が開かれる)「そんなに好きというわけでないけど、何にもやらへんより何かやった方がおもしろいと思うて」(12月2日には茶木みやこコンサートがある・・・茶木みやこ・・・なつかしい!)「猿笑(落語家で笑福亭松鶴の弟子・東京落語を演じる)さんのお知り合いですか」「そんな知り合いでもないんですけど、ここにちょいちょい入りに来はるんです」あくまでも自然体!という感じのご主人である。
・京都新聞が「トマトマガジン」という雑誌を出した。その1号創刊号の特集が「お風呂屋へ行こう!」である。ひょっとしたら銭湯ブームが来てるのかなあ。そしてこの錦湯が出ていた。それによると、この銭湯ではダンスパーティも行われるとか。「何にもやらへんより何かやった方がおもしろいと思うて」という自然体のご主人、なかなかおもしろそうな方である。

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