重要文化財・頭塔石仏
2004・9・5(日)撮影作成
奈良市高畑町921
頭塔のある破石町は柳生街道(滝坂道)の入り口です。
何回もこの附近は歩いたことがあるのですが、この頭塔は行ったことがありませんでした。
頭塔を見学するには、近くの史跡頭塔顕彰会の仲村表具店にお願いします。200円で入れます。
昭和61年から12年間9次の発掘調査が奈良文化財研究所によって行われ、北半分は復元整備され、南半分は現状保存されました。平成12年整備が完了し見学デッキ・解説板などが設けられました。
頭塔入り口 | 頭塔南面 | 北西から現在の頭塔 |
22体の重要文化財石仏
最初頭塔は1.3.4.7の奇数段4面に各11基ずつ44基の石仏が整然と配置されていたとのことです。
昭和52年重要文化財に指定されたのは当初から露出していた13基。発掘調査の課程で14基が発見され、うち9基が平成14年に追加指定されました。また1基は郡山城の石垣に転用されているというのも有名なお話です。一体ずつ近づいて写真が撮りたいと思いましたが、残念ながらそれは無理で7段の階段のうち1段目だけがしっかり見られます。