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五味太郎作
岩崎書店
1982年 |
1,あいうえおあそびうた(私があいうえおの文作りと言っているものです) 2,にたものことばあそび(バイキングのハイキングなど) 3,かがみことば(ねつきいいきつねなど) 4,かいだんことばあそび(1音から4音まで) 5,おなじことばあそび(ちちのち〔父の血〕など) 6,おなじことばうた(同音異義語遊び) 7,ことばそろえうた(かわいいかわうそかわをかわかすなど) 8,くぎりことばあそび(おれはげたか・・・下駄顔のおじさんと本当のハゲタカの絵) 9,かさねおとことば 10,はなのなまえあそび(みちをキクなど) 11,あて字おもしろあそび(このさむさは冬(ふゆ)かいだなど) 12,かぞえうたあそび 13,もうひとつことばあそび(あっきれた!あきれたね)この絵本はことば遊びの中で一番だと思います。 |
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五味太郎作
岩崎書店
1982年 |
ことばあそび絵本としての集大成版。
全10巻の言葉図鑑。
@うごきのことば
Aようすのことば
Bかざることば(A)
Cかざることば(B)
Dつなぎことば
Eくらしのことば
Fたとえのことば
Gかくれたことば
Hしっぽのことば
Iなまえのことば
私は、子どもより大人に楽しい絵本だと思います。私は特にFの「たとえのことば」が好きです。「ねこみたいなライオン」「おにのごときライオン」などたくさんの楽しいライオンに出会える。 |
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五味太郎作・絵
岩崎書店
1979年 |
1ページ1文字の構成の絵本。
ひらがな、カタカナ、ローマ字とその文字が付く言葉がページ上部にあり、楽しい絵がその下にある。五味太郎さんの絵本はユーモアのセンスが抜群だがこの絵本も楽しい。
たとえば、「お」のページ。
空をイルカがとんでいる。それを見送っている男の人が「おやっ?」と振り返っている。 |
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さとうわきこ作
童心社
1989年 |
おおかみ、シンデレラ、わに、ねずみ、かば、ゆきだるま、みみずくなどのどうぶつから出発してゴールまで行くチャート形式のしりとり遊びです。しりとりをしているあいだにお話が展開しています。
その他に迷路もあって楽しい絵本です。
さとうわきこさんは「せんたくかあちゃん」「ばばばあちゃん」シリーズなど私の好きな作家です。 |
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菊池清作
橋本広喜絵
偕成社
1991年 |
これは「・・・が・・・する『 』」と書いてある文と絵からことばをあてっこする絵本です。
たとえば、「これはほっぺがきゅんとするキ」と書いてあって女の子が男の子にキスをしている絵があります。『キス』です。その他「キ」のつくことば「キー」「キーホルダー」などのことばが小さく書いてあります。 |
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谷川俊太郎文
桑原伸之絵
国土社
1988年 |
アラマ先生とつれあいのげんごろうさんがやってきました。でも何か変です。二人はケンカしてるみたい。好きなものの言い合いをしても反対のことばかり。
仲直りをするのですがまた「まねをしないで」とけんか。「あいうえお」の好きなげんごろうさん。「がぎぐげご」のすきなアラマさん。
あいしてる?あいしてる!
いつも いっしょに
うたを うたおう
えほんの みちの むこうには
おかしな あしたが まっている |
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村上勉作
あかね書房
1985年 |
おおよそ1文字1ページの構成になっている。各文字とも動物たちが活躍するように作られています。
上のページは「か」で
かえるくん
しまじゃないよ
かばさんよ
とあります。 |
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なかつかゆみこ・さくえ
岩崎書店
2000年 |
点字の6つのポイントの組み合わせ方を具体的に示しています。
くま、かえる、ひよこなどのキャラが登場して楽しく点字を紹介している絵本。 |
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石津ちひろ文
はたこうしろう絵
偕成社
2000年 |
これも一文字1ページ構成で、文と絵が描かれています。
たとえば「あ」の場合。
「あついひ あしかと あそびたい」のように「あ」で始まって「い」で終わるように文が作られている。
私がおもろかったもの「い」。
「いのしい いつでも いそがしそう」と言う文で、このいのしい多趣味みたいでテニスラケット、サッカーボール、けん玉、買い物かご、手袋、包丁など料理道具いっぱい持っている。 |
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斉藤洋作
高畠純絵
偕成社
1996年 |
中国の少年「ご・じゅうおん」くんが、魔術を使って、いろいろなものを 口から一文字ずつ出します。
一文字で意味のあることばや、感嘆詞を出してお話が展開していきます。
たとえば「ひ」の場合。
怪獣が火をふいています。 |
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寺村輝夫文
和歌山静子絵
理論社
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ロングセラーを続ける寺村輝夫さんのおうさまシリーズの中の一つ。
おうさまの話を知っていると余計に楽しい。
たとえば「し」
しーつにしみこむ
しょうこをみつけ
しっぱいしたなと
しおれるおうさま |