かばのしっぽ・2年生の詩集
大阪の学校にもきょうとう先生がいます
By Shigeru Komiyama
一年生へ
                M
一年生へ
これのなかみは
あさがおのたねです
ちゅうい
たべたらしぬそうです
どんなあさがおのいろになるか
ちょっとだけおしえてあげる
むらさき

■2年生になりました…春

はるをみつけた
           
きょう2じかんめ
はるをみつけにいきました
さくらがさいていました
先生がきて みんなをだっこしてくれました
さくらのにおいをかいだら いいにおいでした
そして 学校のいけでは
ふきのとうがありました
はるみつけ
                T
はるを見つけにいきました
かぜがあたたかくて
さくらがきらきらちっていました
パンジーはいいにおいがしました
わたしたちはみんな二年生になりました
二年生でも
小み山先生でよかったと思いました
でも小み山先生の名まえが
ニュー小み山になるとは
しりませんでした
チューリップのしんのかたちが
ほしみたいでした
むらさきやきいろやしろやあかいろが
ありました
ぺんぺん草がいっぱいありました
どうしたんやろ
               I
先生 なんで めがねかえたんや
先生のおとしだまで こうたんか

■ぼくのふしぎ・私のふしぎ

わからない
            Y
みとこうもんやらのひとは
パンツを はいたはるのかな
きものをきているから
はいていないのかな
ふんどしを しているのかな
女の人は
なにを はいているのかな
わからない
きょうとう先生
               H
ぼくは ふしぎです
大阪の学校にも きょうとう先生がいます
東京の学校にも きょうとう先生がいます
なんで 大阪先生や 東京先生は
いいひんのかな
日本のどこの学校でも
みんな きょうとう先生かな
ぼくは それが一ばん ふしぎです
ながれ星
          F
ながで星見た
向日町で見た
きんいろみたいな
ぎんいろみたいやった
ぎざぎざのかたちのようやった
おかあさんに
「ながれ星や。」
て大きな声でいうたら
「ほんとやな。」
てびっくりもせんと
よそ見しながら ゆわはった
なんにも
おもわへんのかな 

■ヒミツがあります

ねしょうべん
              F
先生
ぼくは ばんきになることがある
きょうねてて
しょうべんしいひんかなと かんがえる
たれへんときと
たれるときがある
もしかして
そのことを
おかあさんとかが いってるかしんぱい
いまでもいつでも しんぱい
いつまでたれているんか しんぱい
だれにでも しられたくない
ものすご きかしたくない
おちんちん
                I
おにいちゃんのおちんちんは
小さいのに
おとうさんのおちんちんは大きいし
ひげがはえている
それにわたしやおかあさんは
おちんちんがない
ぺっちゃんこや
先生はなんでかわかるか
おにいちゃんやおとうさんは
たっておしっこできるしいいな
おちんちんがあったほうが 
べんりやな 

■先生は ようこくごするし わたしかなん(学校生活)

こわかった
         T
先生 おこった
こわかった
口 ふるえた
足 ふるえた
からだも ふるえた
ぶるぶるぶるぶる
ずうっと ふるえた
 
先生
           S
先生 
なんできゅうしょくたべるとき
わたしのかおみて
たべるの
わたし はずかしい
先生 いつもめがねかけて
学校くるの
先生 こくごが すきなの
先生は ようこくごするし
わたしは かなん
うんどうかい
         O
ぼくは
うんどうかいのことが
きになったから
かちたかったから
ちょうないいっしゅうした 
まほちゃん
             O
あんなあ
ちょっといいたいねんけどなあ
まほちゃん
いっつもにこにこわらっているけど
どうしたら
そんな人をしあわせにできるような
えがおになんの?
わたしめっちゃくちゃ
うらやましいわ
できればそのえがおほしい 

■ひくいほうのドの音の声だしていわはる(家族)

こわいおかあさん
              Y
「べんきょう しらいさんやらに
 まけるで」
と大きな口で いつもいう
わたしは
「わかった。ちゃんとする。」
とおこっていう
おかあさんは
わたしの顔を たたかはる
わたしがなくと
おかあさんは
「なかんとき。」
とひくいほうのドの音の声だして
いわはる
おふろ
          T
おふろにゅうよくざいを
おふろの中にいれて
はいってあがると
お母さんはいつも
「ババンバ バンバンバン」
といいます
おさけのこと
              Y
きのうの夜
ぼくが コーラをのんでると
お父さんが
「コーラは からだによくないで。」
といって、おさけをだしました
お母さんが
「おさけも よくないで。」
といいました
お父さんはだまっていました
おとうさん
          S
せんせい
ぼくのお父さんは ねる前に
パンツをはかんとねます
一回もパンツをはかへんのです
毎日ねるまえに
パンツをはかへんのです
おきゃくさんがくるときだけ
パンツをはくのです
はいしゃ
         K
はいしゃにいって
はをぬいてもらいました
白いくすりをぬり
まるいのをしたら
体じゅうがしびれてきて
ちゅうしゃをまわりにして
ペンチみたいなので
はをぬきました
お父さんが なきました
せいじは なきませんでした
おとうさん
             S
うちのおとうさんは
みつおやから
「パーマン」とよんでます
とう(公団)では
「ジュリー」とよばれてるで
せんせい

■かわいそうだったからないた

ずっといっしょにいたいな
               N
おとうさんは 
いまにゅういんしています
おとうさんに早く帰ってといいたいな
ちょっとずつ
がいはくをふやして
帰ってきてちょうだい
学校でこんなこと
いろんなことあったよって
いろいろいいたいな
かぞくそろってまっていたよって
いろんな話をもっともっとして
いっしょにあそんだりしようね
ほんとに早く!
帰ったらいっしょにいろいろしようね
おねえちゃん
               M
おねえちゃんが
なつかぜひいた
だから
ごはんたべるとき
うめぼしをたべはって
うめぼしたべおわったら
たねだけおさらの上において
おぶつだんのまえにおいて
みんな大わらいしはった
よるねるときに
Tシャツなのに
ズボンとおもってはいたはったから
わたしとおかあさんとが
かわいそうだったから
ないた
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