湯村温泉

「夢千代日記」の舞台になった温泉
(兵庫県美方郡温泉町)

 慈覚大師によって9世紀中頃に開かれたとされる古湯。日本一の湯量と湯温を誇ると言われる湯元『荒湯』からは98℃の熱湯が1分間に470gも湧き出ます。
 TVドラマ「夢千代日記」の舞台になってより賑やかになったそうです。私も吉永小百合さんの夢千代さんがなかったらここへ行こうとは思わなかったと思います。つい最近吉永小百合さんのDVD「小百合日和(吉永小百合の映像詩)」を買いました。ところが私の家にDVDデッキがない。ないのに何で買うネン!という声はごもっとも。近いうちにと思っております。吉永小百合さんのファンなんです、私。そういう人日本中にゴマンとやはるでしょうけど。
 湯村温泉訪問記です。
湯村温泉荒湯 ゆで卵はここで(湯気モウモウ)
荒湯説明石(胃腸病の後消してあるのが気になります)
この湯村温泉の中を川が流れています。その川からも湯気が出ています。川原のあちこちから湯気が出ています。湯が噴き出しているのです。川原で足湯も楽しめます。

夢千代日記と湯村温泉

夢千代日記
夢千代(本名永井左千子)は胎内被爆者として白血病とたたかいながら、湯の里で芸者置屋を経営していた。彼女の経営する小さな芸者置屋に吹き寄せられた人々の織りなすかなしく切なくしみじみとした人間模様「夢千代日記」は多くの人々の感動を呼びさました。
NHKテレビドラマ『人間模様』
作 早坂暁 演出 深町幸男
主演 吉永小百合 秋吉久美子
樹木希林 中村久美 夏川静枝 中条静夫 林隆三 石坂浩二 松田優作
ロケ 昭和55年11月(夢千代日記)
昭和56年10月(続夢千代日記)
昭和58年10・12月(新夢千代日記)
夢千代像
昭和60年4月5日平和の願いを込めて建立しその後昭和60年11月28日広島市より旧庁舎の敷石を夢千代像の台座石として寄贈いただきました。平和の箱に寄せられた浄財は毎年8月6日の平和記念日に広島市にお贈りしております。(温泉町観光協会)

薬師湯紹介

 夢千代像や荒湯のすぐ近くの橋のたもとに共同湯『薬師湯』があります。入口左に薬師如来像がありました。共同湯はもう一つあるらしいのですが分かりませんでした。
 この『薬師湯』フロント式です。お昼でした。「すみません」何度も声をかけたのですが、だれも出てこなくて困りました。かなり広いロビーが用意されています。20人ぐらいは座れるかな。湯村温泉へ来てここに入って帰る方が多いのでしょう。残念なのは駐車場が近くにないことです。
 浴室は極めて単純。大きな湯船と泡風呂があるだけです。もちろん席は設けてあります。広いので気持ちはいいです。ここの温泉はクセがありません。ゆっくりさせてもらいました。昼でしたので浴室に外からの光りが射しこんで気持ちがよかったです。それにしても誰も入ってきません。かなり広い銭湯独り占めで「悪いなあ・・・」と思いながら堪能しました。

2003・12・27

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