2015全国作文教育研究大会in京都
実行委員会ニュース
全国作文教育全国大会in京都
■2015年8月1日(土)〜3日(月)
■会場 龍谷大学大宮学舎
■内容
○8月1日(土)全体会
◆記念講演

「経済活動は人間の営み:子どもを幸せにする経済のあり方」
浜矩子さん(経済学者・同志社大学大学院教授) 
◆パネルデイスカッション
◆現場からの報告
鈴木君代さんのミニライブ
○8月2日(日)…分科会 
・いじめ問題と学級づくり・学年別子どもの表現他1
○8月3日(月)…講座と全体閉会集会
◆記念講演
「生きることと自己肯定感」
高垣忠一郎さん(京都教育センター代表)
◆講座 生活綴方の理論と実践・やってみよう狂言他10

京都綴方の会
(連絡先・事務局 得丸浩一 рO90−5099−1639 mail tokumaru@leto.eonet.ne.jp)

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「作文と教育」掲載
実行委員会
だより
生活・思い・感動を表現する
言葉と自由を
 

京都綴方の会地域合宿学習会in宮津

■日時 2015年3月28日(土) 14:00〜16:30
■場所 宮津市 与謝教育会館
■内容
      14:00〜15:00   講演  西條 昭男「生活綴方教育〜その魅力とたのしさ」
      15:00〜15:30   講演にもとづく意見交流
      15:30〜16:30   日作大会にむけての提案・協力要請
■宿舎 お多福旅館(рO772−46−2249)宮津市宇須702 北近畿タンゴ鉄道「岩滝口」駅徒歩3分
■費用 10800円(宿自慢のおまかせ料理)
■申し込み 相模さん(

京都綴方の会学習会&地域交流会他(2015)

日時  場所  実践報告 講演  備考 
 3/28(土)
14:00〜16:30
宮津市
与謝教育会館 
  西條昭男
「生活綴方その魅力と楽しさ」  
・日作大会に向けて
4/25(土)
13:00〜17:30 
宇治市
(宇久教育会館) 
はぐるま研
実践報告 
小松伸二
「生活綴方その魅力と楽しさ」  
・はぐるま研と共催
・日作大会に向けて 
5/9(土)1:30〜6:00
5/10(日)9〜12 
京都教育文化センター
301号 
日本作文の会
合宿研究会
・東京 
今揺れる子ども・青年によりそう
 (山川靖子)
子どもを信じること(田中茂樹)
小松伸二
参加費1000円
(どなたでも参加可)
主催日本作文の会
090−3707−4460宮田 
 5/23(土)
10:00〜16:00
大阪市エル大阪
近畿作文の会大会 
講演
近藤 薫美子(作家) 
午前中 全体会
午後 分科会
 
2015・6・20(土)  京都市  2015国語教育講座  京都市つづり方の会
はぐるま研

『2014はぐるま研究会秋の学習会 全国作文教育研究大会in京都 プレ集会』

日時 2014・11・30(日)1時から
場所 福天会館 (TEL0773−22−2134)
内容 
    13:00  あいさつ  玉井 陽一(北部はぐるま研)
          報告『平和のとりでを築く」(光村図書) 島田 敦(南丹 つつじヶ丘小学校)
             説明文の授業を一緒に考えましょう
          討議
              説明文の授業では、ここを大切にしたい。
          提案
              吉田淑子(北部はぐるま研)
              相模 光弘(京都はぐるま研) さらに検討中
          休憩
    15:00 講演   『子どもの表現をどう読むか  〜作文教育の魅力と力〜』
                  西條 昭男(京都綴方の会・京都教育センター)
    16:15 交流
              『全国作文教育研究大会in京都」へ向けての提案
    17:30 閉会

2015全国作文教育研究大会in京都』第7回実行委員会のご案内

 学芸会が激減し、学習発表会や「総合」の発表会が増えた時期から、ほんの少し「学芸会」っぽい学習発表会が勢いづいていると感じていますが、みなさんの職場・地域ではどうでしょうか。教室の、地域の子どもたちは元気ですか。いろいろ「しでかし」ながらも、いのちが大切にされていると言いがたい今を、健気に生きているでしょうか。
 さて、来年
81日〜3日、京都市内(龍谷大学大宮学舎)を会場に開催する「全国作文教育研究大会」へ向けての議論と準備を、月一回の実行委員会を中心に行って参りました。10月の実行委員会では、「子どもの文章表現の固有の意味・魅力とは何か」について、突っ込んだ意見交換を行いました。次回11月の実行委員会でも、いくつかの「切り口」から、さらに議論を深めたいと思います。
 この案内は、これまで京都市サークル連絡協議会や地域サークルの集会にご参加いただいた方にお送りしています。来年8月大会当日のご参加はもちろん、ぜひ実行委員会へおいでいただき、お力をお貸しいただきたいと願っています。

2015全国作文教育研究大会in京都』第7回実行委員会

1月15() 1000分〜1200

京都教育文化センター(京阪「神宮丸太町」東へ150b・京大病院南向かい)

意見交換・交流「子どもの文章表現の固有の意味・魅力とは何か」そのA

検討課題…実行委員会組織について・出版事業について・教育委員会への後援申請について(報告)

※同日1330分より、京都市つづり方の会11月例会・学習会があります。

どなたでもご参加いただけますので、ぜひご予定ください。


2015全国作文教育研究大会in京都』第6回実行委員会のご案内

 京都市内の学校は教育委員会が押しつけた2学期制になっていて、10月は「学期末」となり成績処理(通知表)で忙しくなっています。初めてコンピューター打ち込みによる通知表に変わったこともあって、余計なところに時間と手間がかかるとの声も聞かれます。
「道徳」の教科化や、小3からの英語教育など、議論が尽くされないままに打ち出される教育政策が気にかかりますが、学校現場ではそんな議論をする時間もないというのが実態のようです。
 さて、来年81日〜3日、京都市内(龍谷大学大宮学舎)を会場に開催する「全国作文教育研究大会」へ向けての議論と準備を、月一回の実行委員会を中心に行って参りました。9月には日本作文の会常任委員長も参加して定見交換をしました。実行委員会参加のメンバーで一致手射るのは、子どものことばと自己表現の魅力を語り合う研究大会にしたいという点です。
 この案内は、これまで京都市サークル連絡協議会や地域サークルの集会にご参加いただいた方にお送りしています。当日のご参加はもちろん、ぜひ実行委員会へおいでいただき、お力をお貸しいただきたいと願っています。

2015全国作文教育研究大会in京都』第6回実行委員会

◆10月18日() 1000分〜1200
◆京都教育文化センター(京阪「神宮丸太町」東へ150b・京大病院南向かい)
意見交換・交流「子どもの文章表現の固有の意味・魅力とは何か」
検討課題…実行委員会組織について

※同日1330分より、京都市つづり方の会10月例会・学習会があります。
どなたでもご参加いただけますので、ぜひご予定ください。

『2015全国作文教育研究大会in京都』第5回実行委員会

 記録的な雨量の夏は、各地に大きな被害を残しました。未だに復旧の見通しの立たない地域もあります。九月から元気に学校に戻ってくるはずだった子どもたちも被害にあっています。心よりお見舞い申し上げます。
さて、8月16日〜18日に高松市内で行われた「教育のつどい(教育研究全国集会)」国語分科会では、国語教育の空洞化、変質について議論されました。戦前・戦中の国語が、「修身」とともに戦意高揚のために使われたことを思い起こさざるを得ません。
来年81日〜3日、京都市内(龍谷大学大宮学舎)を会場に開催する「全国作文教育研究大会」は、そんな閉塞の状況だからこそ、子どものことばと自己表現の魅力を語り合う研究大会にしたいと考えています。
 当日のご参加はもちろん、ぜひ実行委員会へおいでいただき、お力をお貸しいただきたいと願っています。今回は、日本作文の会の常任委員会より委員長・事務局長が参加されます。率直な意見交換が期待されます。
『2015全国作文教育研究大会in京都』第5回実行委員会』

■2014年920() 1000分〜1200
■京都教育文化センター
(京阪「神宮丸太町」東へ150b・京大病院南向かい)
■検討課題
・全体日程と内容について、前回実行委員会での議論と日本作文の会常任委員からの意見をふまえた検討

・実行委員会組織について
・他団体への分科会報告の呼びかけについて
・一次ビラについて…教育委員会等への講演依頼につなげて
・近畿各サークルへのはたらきかけについて
同日1330分より、京都市つづり方の会9月例会・学習会があります。

     *どなたでもご参加いただけますので、ぜひご予定ください。


2015全国作文教育研究大会in京都』第4回実行委員会のご案内

 81日〜3日に札幌市で開催された第63回全国作文教育研究大会に京都から15名が参加しました。一日目の夜には日本作文の会常任委員との懇談を行い、第三回実行委員会で確認した来年の第64回大会「京都案」について意見を交流しました。二日目の夜には「現地」北海道のみなさんと店を借り切っての大交流会。「来年は京都!」の声がさかんにあがっていました。閉会集会では、京都からのメンバーが全員壇上に並び、「来年は京都へ」の呼びかけを行いました。「全体会の講演は、『アホノミクス』の浜矩子さんです」のところでどよめきと拍手がおこり、「京都大会のコンセプトの一つ目は、『安倍教育改革』と学力テスト体制、ゼロトレランスの教育観に対する対抗軸を示すこと」のところではひときわ大きな拍手がありました。
 次回実行委員会までに、子どもの「ことば」「自己表現」を大切にしておられる団体・個人への呼びかけを行うこと、京都府内の(特に北部)実行委員を増やす呼びかけを行うこと、実行委員会の組織案を作成すること…などが事務局の仕事です。
 お忙しい日々が戻ってくる8月下旬ですが、第四回実行委員会へのご参加をお願いします。
 
2015全国作文教育研究大会in京都』第4回実行委員会
2014年824() 1330分〜1630
■京都教育文化センター301号室(京阪「神宮丸太町」東へ150b・京大病院南向かい)
■プログラム
@学習
「文章表現指導」にかかわる私たちの立場と、今求められる運動・実践
                           小宮山 繁さん
A検討課題
・日本作文の会常任委員から出された大会案への意見をふまえての再検討
・実行委員会組織について
・他団体への分科会報告の呼びかけについて
・一次ビラについて…教育委員会等への講演依頼につなげて
・近畿各サークルへのはたらきかけについて

来年は熱い京都へ
子どもたちの自己表現の魅力を語り合いましょう

京都綴方の会・日本作文の会 得丸浩一

 夏の京都の最高気温は連日、沖縄を上回ります。夏の二大イベントである七月の祇園祭、八月の大文字の送り火にはたくさんの方が京都へいらっしゃいます。
 私たちは、北海道大会参加のために格安ツアーの予約をとる一方で、来年二〇一五年八月一日()〜三日()に開催する京都大会の準備を進めています。
 実行委員会での議論では、「作文」の枠にとらわれず、子どもたちの自己表現の魅力を語り合える大会にすること、そのために保育関係者、医療関係者、児童相談所や児童福祉施設などの福祉関係者、学童保育関係者などの方々にも積極的に呼びかけをしていこうという確認がされました。
 開会全体集会の記念講演は、テレビでもお馴染みの経済学舎・コメンテーター、浜矩子さん(同志社大学)に決定。経済学の視点から子どもの貧困や平和の課題を語っていただけるはずです。
 会場は、京都駅から徒歩十分のところにある龍谷大学大宮学舎。西本願寺の正面に位置する龍谷ミュージアム(仏教総合博物館)も貴重な資料・美術品の宝庫であり見逃せません。
 まだ来年のカレンダーや予定表はないでしょうが、頭の中の予定に「京都」と書き込んでください。お会いできるのを楽しみにしています。

                               2014/7/14

『2015全国作文教育研究大会in京都』
第3回実行委員会のご案内

2014/7/14

第3回実行委員会

日時:7月27日(日)13時30分〜16時30分

教育文化センター地下「公益事業室」
(京阪「神宮丸太町」東へ150b・市バス「熊野神社前」・京大病院南側)

プログラム
@ 学習と交流…テーマ「新しい小学校国語教科書を読む」
A
2015全国作文教育研究大会in京都』について
  ・実行委員を広げる手だて

  ・他団体への働きかけ

   ・講座の講師決定
   ・実行委員会組織づくり
   ・北海道大会閉会集会でのアピールについて  など

 子どもたちの未来が「殺し、殺される」国にされようとしています。安倍政権が国民多数の批判を押し切って強行した集団的自衛権行使容認は、日本の国や国民の命を守るものではなく、米国の戦争のために日本の若者の血を流すことを強い、米国と共に他国の人々に銃を向けることを強要するものです。わたしたち『2015全国作文教育研究大会in京都』実行委員会としても断じて許すことのできないものです。子どもたちの平和な未来のために、それぞれがそれぞれの立場でできることをすることを呼びかけます。
 戦争する国づくりの柱の一つに「教育改革」があります。道徳の教科化や、教科書検定基準の改悪など、本音の表出や疑問を持つことを許さない「軍国主義」の教育です。今こそ、書きたいことを書き、読み合う生活綴方教育・作文教育を柱にした教育実践が希求されています。
 来年2015年8月1日(土)〜3日(月)に京都市内で「全国作文教育研究大会(主催:日本作文の会・京都綴方の会)」を開催することとなりました。
 去る4月19日に行った第1回実行委員会には府内各地から28人の参加があり、「低学年の子どもたちに寄り添って」のテーマで乙訓の藤島由依子さんが実践報告。続いて神戸大学の川地亜弥子さんが「綴ることによる人間形成と表現の自由」のテーマで講演されました。 6月21日に行われた第2回実行委員会では、京都市内の小学校での実践報告についての議論の後、学校内外での子どもたちや青年の「自己表現」にかかわる実態と「大会」に期待するものが交流されました。少しずつ固まってきた「大会」のイメージは下記のものです。

日程:2015年8月1日(土)〜3日(月)

会場:龍谷大学大宮キャンパス(交渉中)
@開会全体集会記念講演について
たくさん出された候補者の中から順に交渉を開始。浜矩子さん(同志社大学・経済学)が快諾してくださいました。候補者のお一人、高垣忠一郎さん(立命館大学名誉教授・不登校問題)に閉会集会の講演をお願いする予定です(「全国不登校のつどい」と重ならないことが条件)

A「自己表現」や「ことば」にかかわる多方面からの参加で「作文教育」の殻に閉じこもらない大会にすること
□保育の現場→京都保育問題研究会との連携
□児童相談所や児童養護施設などの福祉の現場→京都市職労や「つばさ園」などの施設との連携
□小児医療の現場→京都民医連との連携(尾崎望氏など)
□学童保育→京都市学童保育連絡協議会との連携
B三日目の「講座」の内容…月曜日なので参加が減ることを考え、講座数はしぼる

□絵本の魅力…「絵本館」の花田さん
□ソーシャルネットワークを考える
□子ども俳句教室…坪内稔典氏
□発達障害を知る…白石正久氏(龍谷大学)・服部敬子(京都府立大学)
□日本語のおもしろさを考える
□子どもの貧困

 さて、第3回実行委員会を上記の日程で開催します。何かと多忙な時期とは存じますが、万難を排し、さらに誘い合ってご参加いただきますよう、心からお願いいたします。

2015全国作文教育研究大会in京都 
実行委員会ニュース

2014/6/30

子どもたちの自己表現の実態について交流(第2回実行委員会)
 6月21日に行われた第2回実行委員会では、京都市内の小学校での実践報告についての議論の後、学校内外での子どもたちや青年の「自己表現」にかかわる実態と「大会」に期待するものが交流されました。
〇小学校の学校現場で「一枚文集・学級通信」が出しにくくなっている実態がある。周りにも広げていこうと考えていたら逆に「配慮してください」と言われた。特別なことはしないでおこうという雰囲気がある。
〇形から入る生徒指導がまかり通っている。朝会での並び方が乱れていると指導力がないと言われる。トイレのスリッパもそうだ。どうにも非科学的だ。
〇総教センターの研修に行ったら、「規律・礼」からはじまった。形重視がここでも色濃い。
〇国語の時間に、子どもが自分の思いを表現する時間がほとんどない。意見・考え・報告を書くことばかりになっている。
〇「落語・漫才クラブ」を作ったが希望者は少なかった。入ってきたのはジャンケンで負けた子どもたちばかりだ。ガックリきている子どもたちに一つのネタを表現させたらみんなそれぞれ違っていておもしろかった。
〇日本語のおもしろさを強調すべきではないか。とってもおもしろいものだと思うのに、その逆の言葉がテレビなどでは氾濫している。
〇優しい先生のもとで子どもの表現が育っていく。さらに「おもしろさ」が加わればもっといい。
〇桂枝雀の落語DVD(「代書屋」)を子どもたちに見せた。誰も笑わなかったのに感想には「とっておもしろかった」と書く。一緒に見ていた教師に尋ねると、授業中に笑うというようなことはない、変な人と思われると言っていた。
〇教員評価の基準が「子どたちをきちんとさせている」というところに偏っている。
〇大学の授業で「子どもの時の作文体験を尋ねた。「教師が期待していることを書いた」「本音を書くひとなんているのかなと思っていた」という反応。
〇不登校の問題を重視すべきだ。
〇「作文を書かせたら評価はどうするんですか」と気にする若い教師が少なくない。
〇会場が龍谷大学になるのなら、西本願寺の文化財を見せてもらえるように交渉できないか。全国からの参加者は喜ぶと思う。
具体的な「研究集会」のイメージを出し合う
日程:2015年8月1日(土)〜3日(月)
会場:龍谷大学大宮キャンパス(交渉中)
@開会全体集会記念講演について
宮藤官九郎(脚本家)・浜矩子(同志社大学・経済学)・鷲田清一(大谷大学・哲学)・あさのあつこ(作家)・山田洋次(映画監督)・内田樹(神戸女学院大学名誉教授・現代思想)・渡辺えり(女優)・安斎育郎(立命館大学名誉教授・放射線学)・高垣忠一郎(立命館大学名誉教授・不登校問題) … などが出され、順番に当たっていくことが確認されました。
A「自己表現」や「ことば」にかかわる多方面からの参加で「作文教育」の殻に閉じこもらない大会にすること
□保育の現場→京都保育問題研究会との連携
□児童相談所や児童養護施設などの福祉の現場→京都市職労や「つばさ園」などの施設との連携
□小児医療の現場→京都民医連との連携(尾崎望氏など)
□学童保育→京都市学童保育連絡協議会との連携
B三日目の「講座」の内容…月曜日なので参加が減ることを考え、講座数はしぼる
□絵本の魅力…「絵本館」の花田さん
□ソーシャルネットワークを考える
□子ども俳句教室…坪内稔典氏
□発達障害を知る…白石正久氏(龍谷大学)・服部敬子(京都府立大学)
□日本語のおもしろさを考える
□子どもの貧困

『2015全国作文教育研究大会in京都」
第2回実行委員会のご案内
 教育委員会制度の改悪、教科書検定制度の改悪、道徳の教科化、集団的自衛権の行使…など、戦後民主教育の積み上げを根こそぎ否定する動きが急になっています。学力テストの範囲内での「学力」と、道徳ですり込まれる「よい子」が異様に強調される中、書きたいことを書き、読み合う生活綴方的教育方法に注目が集まっています。
 来年2015年8月1日(土)〜3日(月)に京都市内で「全国作文教育研究大会(主催:日本作文の会・京都綴方の会)」を開催することとなりました。
 去る4月19日に行った第1回実行委員会には府内各地から28人の参加があり、「低学年の子どもたちに寄り添って」のテーマで乙訓の藤島由依子さんが実践報告。続いて神戸大学の川地亜弥子さんが「綴ることによる人間形成と表現の自由」のテーマで講演されました。その後の交流では、子どもも教職員も「本音」が出しにくくなっている多忙な学校現場の実態や、障害児教育の現場の実態が語られ、大学で学ぶ青年は自身の小学校時代の自己表現について語りました。最後に、「2015全国作文教育研究大会in京都」へ向けて、この日を実行委員会の立ち上げとし、様々な形で「大会」に協力してもらえる実行委員を広げていくことが提起されました。
 さて、第2回実行委員会を下記の日程で開催します。何かと多忙な時期とは存じますが、万難を排し、さらに誘い合ってご参加いただきますよう、心からお願いいたします。
 
6月21日(土) 13時30分〜16時30分
教育文化センター地下「公益事業室」
(京阪「神宮丸太町」東へ150b?京大病院前)
プログラム
@学習会/ 久保由美子さん「6年生の実践を語る」
A作文大会の成功のために…開会全体集会・分科会・講座・閉会集会のイメージづくり(全体集会での記念講演候補者を出し合います)
 
10時〜12時 公益事業室にて市内サークル(京都市つづり方の会)の6月例会が行われます。
@得丸浩一○なにもかも久しぶりの5年生
A西條昭男○魔法のめがねで見る子どもの作文
こちらへもぜひご参加ください。

子どもの「ことば・自己表現」の魅力を
語り合うつどい

『2015全国作文教育研究大会in京都』実行委員会

 子どもの言葉による自己表現の魅力は、これまで保育関係者や学校関係者ばかりではなく、子どもにかかわる多くの人々を惹きつけてきました。それは、「つぶやき」であり、「おしゃべり」であり、「落書き」であり、「日記」や「手紙」であり…。
 しかし、学習指導要領ではそんな子どもたちの自由な自己表現ではなく、説明的な文章や、礼状などの書き方など、書く「技術」に偏った指導のみが重視されるようになっています。
 来年2015年8月1日〜3日に京都市内で開催される「全国作文教育研究大会」に向けた実行委員会の立ち上げにあたり、子どもの「ことば・自己表現」の魅力と意味について語り合うつどいを企画いたしました。ぜひお誘い合わせの上、ご参加ください。
日時:4月19日(土) 14:00〜17:00
場所:京都教育文化センター(103号室)
(京阪「神宮丸太町」東150b・京大病院南側・市バス「熊野神社前」)
 参加協力費:500円
プログラム
 現場からの報告…低学年の子どもたちに寄り添って
             藤島由依子さん(乙訓・小学校)
 講演
「綴ることによる人間形成と表現の自由」
           川地 亜弥子さん(神戸大学)
 交流…子どもの自己表現は大切にされているか

主催:京都綴方の会(連絡先・事務局 得丸浩一 рO90−5099−1639 mail tokumaru@leto.eonet.ne.jp)

「2015作文教育研究大会in京都」成功のために
実行委員会準備会ニュース1号(2014年1月)

京都市つづり方の会と京都綴方の会は、日本作文の会常任委員会からの依頼を受け検討した結果、2015年8月1日(土)〜3日(月)の予定で作文教育研究大会in京都の開催を決めました。京都での開催は4回目となります。
 学校現場は多忙を極め、学習指導要領から「作文」が消えました。各地域の教育サークル活動も困難な状況にあります。そのような中で、一定の報告者と参加者を確保して大会が行えるのか、確かな展望があるわけではありません。
 しかし、東日本大震災の後、いくつかの子どもたちの作文集が編集され店頭に並んだように、子どもたちの文章表現の魅力や意味の大きさは失われていません。子どもの声に耳を澄ました青年教職員の実践報告が少なくないサークルの例会などで聞かれるようになり、研究会・学習会への学生の方の参加も目立つようになっています。
 この「ニュース」は、近年、京都綴方の会関係の集まりに参加された方々にお送りしています。皆様のお力をぜひお借りして、来年夏、京都で子どもたちの「ことば」や「自己表現」の魅力を広く発信できるような研究大会が開催できるようにしたいと思っています。
 今後、後記した住所やメールに、地域の実態や、教育・子どもたちの現状、子どもと教育・子育てについてお考えのことなどをお教えいただき、また4月に予定している実行委員会立ち上げに際しましては、ぜひそのメンバーに加わっていただくことを切にお願いいたします。
■大会のイメージについて
 「作文教育」の研究大会ですが、「作文教育」の殻に閉じこもると多くの参加が得られるとは思えません。「ことば」「自己表現」の魅力を前面に出して、子どもたちの発達や、様々な教育課題についても議論できる大会にしたいと考えます。学生、教職員、父母、保育関係者、その他子どもの「ことば」と表現に魅力を感じている全ての人が参加してみたいと思うような大会にしなければなりません。
 子どもたちの間に広がっている携帯メールやネットでの「ことば」、いじめの中での「ことば」、学力と「ことば」、保育実践の中での「ことば」、絵画や音楽などの自己表現と「ことば」…など、今後、どのような大会が求められているのか議論を深めていきたいものです。

■大会の日程について
 これまで作文教育研究大会は金・土・日に行われることが多かったのです。夏休み中ですから、金曜日の全体会、土曜日の分科会、日曜日の講座(分科会)にしても全体会への参加がしやすかったからです。
 しかし、ここ数年、「金曜日の日中からの参加は難しい」との声が全国から聞こえるようになりました。確かに学期中よりは年休が取りやすいのですが、京都市内の小学校ではプール当番があり、補習をしているところもあります。
 さらに、親の参加や、保育現場からの参加などを考えて、現時点では、土・日・月の開催にしたいと思っています。つまり、8月1日(土)全体会、2日(日)分科会、3日(月)講座・閉会集会、という日程です。

■会場について
 前回の京都大会は、全体会を国際会館、分科会と講座を立命館大学で行いました。今回は全体会も同じ場所で行えるように考えています。立命館大学を借りられるように関係の方々にご尽力いただいたのですが、大学のオープンキャンパスの日程と重なり、お借りできないことがわかりました。
 現在、龍谷大学と京都橘大学をお借りできないか探っています。4月の実行委員会立ち上げまでには決定したいと考えています。

■2015作文教育研究大会in京都実行委員会の立ち上げ
 表記の第1回実行委員会を4月19日(土)14時〜17時・京都教育文化センターにて行います。後日案内ビラを送付いたしますが、ぜひご予定ください。
 乙訓の青年教師の実践報告と、川地亜弥子さん(神戸大学)の講演の後、各地域の子どもと教育にかかわる実態交流とその後の計画について話し合います。

■各地域・団体でのプレ企画を
 「ことば」「自己表現」について考える集会・つどいをぜひ企画してください。実行委員会準備会としても講師の派遣や案内ビラの配布などの応援をします。
  2015作文教育研究大会in京都実行委員会事務局
得丸 浩一自宅 〒606-8023 京都市左京区修学院水上田町5-7
   п@自宅075-722-5557 携帯090-5099-1639
   メールアドレス tokumaru@leto.eonet.ne.jp