関西花の寺法金剛院
京都市右京区花園扇野町49

蓮の花

雨が降ってきました。困ったなと雨宿りしながら蓮を見ていたら、不思議な蓮の世界に引き込まれました

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蓮の花

 京都市内に花の美しいお寺はたくさんあると思いますが、関西花の寺25に選ばれている京都市内の寺はここだけです。
私は妙心寺東林院へ夏ツバキを見に行ったときに初めてこのお寺を訪ねました。6月13日(日)のことでした。花菖蒲やあじさいが美しく咲いていました。「蓮の寺」とも言われている寺で、苑地や鉢にたくさん蓮の花がありました。7月25日(日)ちょっと遅くなりましたが蓮を見に出かけました。8月1日まで観蓮会開催中でした。
 律宗(本山唐招提寺)のお寺です。天長の頃(830)右大臣清原夏野が山荘を建て珍花奇花を植え天皇の行幸を仰いだらしい。この寺が一番栄えたのは鳥羽天皇の中宮待賢門院が法金剛院として、整備発展させたときだそうです。三重塔・水閣・御堂を並べ極楽浄土を模した池や滝のある庭園をつくったと言います。

(1)観蓮会(7月25日)

(2)6月の花々

(ア)アジサイと花菖蒲

(イ)一重のクチナシ

(ウ)ニワナナカマド

(エ)コンロウバイ

(3)法金剛院の石仏

この石仏は宝冠をつけているようなので菩薩かと思うのですがこのコンクリートの補修はあんまりだと思われませんか?

(4)法金剛院「青女の滝」

待賢門院が極楽浄土として造園させた「池泉廻遊式浄土庭園」です。この滝は数少ない平安時代の庭園であり、林賢、静意という作者もはっきりしている庭で特別名勝に指定されています。

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