萬福寺蓮祭り
黄檗山萬福寺は、1654年中国福建省から渡来された隠元禅師が開創された寺院です。日本三禅宗(臨済・曹洞・黄檗)の一つである黄檗宗の大本山です。その萬福寺で蓮祭りが行われており、珍しい蓮が生えているという新聞記事を見て行ってきました。
(1)瑞兆の印 双頭蓮
「瑞兆の印」という言葉は初めて聞く言葉です。「吉兆」の印(しるし)ぐらいの意味かなと勝手に想像しました。双頭の鷲というマーチがありましたが、双頭蓮というのは、一つの茎から二つの蓮が出ていると言うことのようです。上の写真のように竹の垣の中に鉢植えが置かれていました。で、その写真です。
とにかくおめでたいことのようです。先ほどの新聞記事で、栄養状態や日照時間の関係でこういう現象が起こるとのことでした。
「瑞兆の印」が萬福寺だけでなく世界中に広がればと思います。
(2)鉢植えの蓮
まだ満開というわけではなく、咲き始めの蓮でした。蓮は早朝が美しいそうです。そして開花二日目が最高なのだそうです。私は午後出かけましたからしぼんでいました。
巨椋池の蓮が見られる宇治市植物園
ついでに足を伸ばして宇治市植物園へ行って来ました。ここは、巨椋池(今は干拓されてない宇治川の南にあった巨大な池)にあった蓮があります。20〜30種類はあるのではないでしょうか。いやもっとあるかもしれません。それぞれ地名がついていたり中には「国道24号」などというのもありました。私が訪れた7月9日は早朝開園だったそうで、7時からカメラマンが訪れていたそうです。
このような感じで池に蓮が植わっています。 この蓮は、「王子」という種類だそうで、色は白です。これは外国種でとても繁殖力が強いのだそうです。「巨椋池」の蓮をこの池に入れて、赤い色の蓮も育てようと試みられるそうですが、「王子」に駆逐されるのだそうです。 そういえば、勧修寺の池も白色ばっかりだったなと思いながら、植物園の方の話を聞かせてもらいました。 |
巨椋池の蓮です。
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2006・7・13(木)作成