天得院の桔梗

 天得院は臨済宗東福寺派のお寺で、東福寺の境内にあります。
 方広寺の梵鐘の銘文を撰文したのは、この寺の住持清韓だったそうです。秀吉・秀頼の学僧だったそうで、「国家安康、君臣豊楽」の文字が徳川家を呪詛するものとして大問題になったあの文の作者です。
 庭園は桃山時代の作庭で苔に覆われた枯山水の庭園です。この庭に桔梗が咲いています。

桔梗は青と白の二色で、一重と八重のものがありました。

2006・7・15(土)撮影・作成

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