長野の石仏2
大聖不動明王
高遠石工守屋貞治の石仏3
守屋貞治の石仏の中でも評価の高い石仏だそうです。足の辺りにヒビが入っているのが気になります。このあと貞治の石仏を見て回りましたがヒビが入っている状態のものを何体か見ました。貞治の石仏は質が緻密で粘り気のある安山岩系の良材を使用しているらしいのですが。貞治の石仏は覆屋の中に大切に保存されていたり、屋根のあるものが多数あります。にもかかわらずビビが入っているのを見ると大丈夫かなと心配になりました。
大聖不動明王(町宝)
文化文政年代 守屋貞治作
この不動明王は、災害の除去、怨敵退散、治病、安産、財福などの祈願をかなえるという。
守屋貞治略歴
明和2年(1765)高遠町長藤塩供に生まれる。文化文政年代、関西中部関東にかかて336体の石仏を造立。その優れた作品は全国的に有名。天保3年(1832)11月19日自宅にて没する。行年68才。
この不動明王は、高遠町勝間の三峰川にかかる常磐橋の袂にあります。前の道は国道152号で高遠から北は諏訪市へそして南は大鹿村へつながっています。道の駅『南アルプス村長谷』はこの不動明王のおられるところから2kmほどです。
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