桜舞うPart4
岐阜(薄墨桜・谷汲華厳寺)

(1)根尾谷の薄墨桜
(岐阜県本巣市板所)

 この桜、何と開花時期だけで25万人を集めるそうです。
 樹齢1500余年の国指定天然記念物の桜です。幹周9.2m東西24mという巨木です。つぼみの時はうす紅色、満開時は白色、そして散り始めると薄墨色になると言う桜なのです。
 京都を7時過ぎに出発。名神高速で大垣まであとは本巣市根尾目指して約3時間。10時過ぎに到着しました。すでに薄墨公園へ入るのに車の列が出来ておりました。やっと車を入れられましたが、次々と訪れる観光バスと自家用車に圧倒されました。えらいところへ来てしまったと思いました。薄墨桜に辿り着くまでににわか仕立ての露店の列。本当に大勢の人が薄墨桜に引き寄せられています。
 満開宣言は4月3日だったようで、1週間は楽しめますという本巣市のHPを見て出かけました。しかし少し遅かったようです。新芽が出ておりました。確かにグロテスクなほどのすごい幹に驚かせられます。何でも山梨の桜と両横綱を競う桜であるとか、日本を代表する3つの桜の1つだとか。私が今まで知らなかっただけで相当有名な桜のようです。 

(2)谷汲山華厳寺
(岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲徳積23)

 「薄墨桜」の根尾谷から大垣へ戻る時に「西国三十三カ所巡り」の三十三番目の天台宗谷汲さんが近そうだったので寄ることにしました。最後三十三番目ということは、満願・決願所です。
 4月8日(日)は「桜まつり」が行われるそうです。私は7日に出かけました。いっぱいの人でした。

桜にも興味があったのですが、私の関心は仁王門の運慶作と伝わる阿吽像でした。本当に立派な阿吽像です。

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