京都市動物園のカバさん
ナルオとツグミ

・住所・・・京都市左京区岡崎法勝寺町
・電話・・・075−771−0210
・開園時間
      3〜11月  9:00〜17:00
      12月〜2月 9:00〜16:30
・休園日
      毎週月曜日 12月28日〜1月3日
・入場料
      大人500円 中学生300円 小学生以下無料
・交通
 *車は市営駐車場があるが行楽シーズンは満車が多い。
 *地下鉄東西線「蹴上(けあげ)」で降りて歩くのもいいし、市バスも系統が多い。 
 京都市動物園は1903年日本で二番目(一番目は東京上野動物園)の動物園として開園した。現在200種800点の動物を飼育展示している。これは種類数において日本で7番目に多い。(平成8年度)敷地が決して広くない。<おとぎの国>では小動物とのふれあいが楽しめる。また、動物図書館では5000冊の蔵書が利用できる。その図書館に動物の骨格標本などもある。
 この動物園のあるところ法勝寺は平安時代院政時代白河天皇の御願寺で、六勝寺の中の一つであり、その中でも最大規模を誇ったという。当時大仏のあった金堂、九体阿弥陀仏を安置する阿弥陀堂八角九重の塔(82メートル余)などのあった大きなお寺だったらしい。現在動物園の池は寺の池跡の一部。
 また、岡崎は京都の文化観光スポットであり、動物園の近くには、京都市美術館、京都府立図書館、国立京都近代美術館、京都会館、伝統産業会館都メッセ、平安神宮などがある。また疎水が動物園南側を流れており、琵琶湖疎水記念館、インクライン跡などが動物園から見える。

□京都市動物園のカバ・ナルオとツグミ

耳より情報

 京都市動物園のかばのえさの時間は朝9時とお昼の2時半の2回だそうです。飼育係の方に伺いました。準備を始められるところから見た方がおもしろいと思いますからこの時間に行っている方が無難なように思います。
 今まで、私は昼2時過ぎにカバ舎に行っていました。
 でも今日(2002年9月22日)初めて朝9時15分頃に行ってみました。この日はプールの水かえと食事をいっしょにされていました。これはラッキーです。毎日水を換えられるのかどうか知りませんが、少なくとも夕方に水換えをしておられるのを見たことがないので多分朝にされるのだと思います。カバさんは否応なく水から出てエサを食べますから、バッチリいろんな写真を撮らせてもらいました。以下の写真がそれです。デジカメと300ミリの望遠カメラを使用しました。
 私の結論です。
 京都市動物園のカバさんをしっかり見たい人は
開園と同時にかば舎前集合です。 私はほぼ独占状態で約1時間ナルオ君ツグミちゃんの写真撮りました。 

耳寄り情報2

 もう一度エサの時間を確認しましたら朝9時とお昼3時だということでした。でも係の方によって朝7時からえさにする方と9時からされる方があるそうです。かばのエサは季節によって変わるそうですが、青草10キロ固形食2キロなどで1回に16キロ食べるそうです。それが1日2食。それから水替えは毎朝行うそうです。この水は琵琶湖疎水の水を利用されているということでした。京都市動物園で使われている水は疎水の水だったのですね。
 かばが寝るときは部屋の中で寝るそうです。プールで寝るときも檻の中で寝るときもあるようです。気温が関係しているそうで冬は暖房機の近くで寝るそうです。(2003・5・10追加)

まず、カバ舎から

動物園の北東角がカバ舎 同趣旨の看板が3カ所に

■雄カバ・・・ナルオ

ナルオは2006年9月1日亡くなりました。
死因は以前から腸炎を起こしていたらしく腸閉塞だったそうです。
近くを通る市バスのクラクションに反応して鳴くカバとして人気でした。
ナルオの案内板 ナルオは外のプールとオリにいました
食事中 よく動く耳、しっぽ以上か ナルオのしっぽ
カバのあごって平らなんだ エサを食べ終わっプールへもどる
しかし水がないので・・・・
となりのツグミのプールの扉に
顔を近づけるナルオ。

■雌カバ・・・ツグミ

ツグミの案内板 ツグミの食事風景
水の中のツグミ 目がかわいい 正面から

■京都市動物園カバ番外編

もうほかにカバはいいひんやろと思ったら他にもいました、カバさんが・・・

これは案内板にあった
カバ舎の位置を示すも
のです。
これは遊園地の乗り物汽車
「べんけい号」の座席にいた
カバさんです。
観覧車の席にもかばさんが
いました。

■カバの骨格標本

これは京都市動物園の図書館にあるかばの骨格標本です。京都市動物園の先代のかばです。私が見たしっぽはこのかばのものだったのです。名前はなかったようです
かばの頭骨です。
歯に注意です。
門歯と犬歯が発達してます。奥に臼歯が並んでいます。

■カバ舎の前で

何組かの親子づれに出会いました。
その会話です。
■その1
子ども「カバや、カバや!」
母「いや、かなんわあ。うんちとばすんやて。近よらんとき」
■その2
つくづくとわが子の顔を見ながら
母「あんた、かばとちごうてよかったな」
息子「なんで?」
母「・・・」
これどういうことでしょうか?息子はカバよりカバ離れした顔なのでしょうか。
■その3
母「ツグミ、ツグミちゃん」
父「呼んでも分かるかいな」
母「分かるって」
母「ツグミちゃん、ツグミちゃん」
たまたまツグミが水の中から顔を出す。
母「ほれ、見てみ。分かるのやわ。・・・ちゃん、雄の名前も呼んでみ。」
息子「ナレオ、ナレオ」
母「ナレオちがうよ。ナルオ、ナルオ。雄はあかんな」
ナルオはついにナレオ(慣れお)にナレヌまま終わりました。

カバ舎の前のおもろい会話でした。
以上京都市動物園からお送りしました。
おしまい。

2002・9・22

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