京都蓮の花

京都府立植物園

 これは,京都府立植物園の蓮です。実のできるところがこのように、花が咲いてるみたいなのは初めて見ました。色々な品種があるのだなと思いながら。2008・7・20(日)
 府立植物園の蓮と言えば、今年双頭蓮が新聞でニュースになっていました。7月3日から三日間咲いたそうでその旨書かれたものがありました。
天上蓮

立本寺

 去年、夜の内にこの寺の蓮のつぼみや花を切って持ち帰った罰当たりがいたようで、お寺の中にも外にも、注意を喚起する立看板が立っていました。相当怒っておられることが察せられる檄文でありました。こういう行為は「罰が当たるぞ!」というような意味のことが書かれていました。今年は、そういうことなく無事咲いているようです。
 私は20日(日)の夕方4時頃に行きましたら、ちょうど若いお坊さんが蓮の鉢一鉢毎にお水を入れておられました。一鉢に相当時間をかけておられました。きっと朝はもっと花が咲いていることであろうと明くる日21日(月)8時過ぎに行きました。やはり朝はきれいです。しかし葉が焼けたようになっているのは何故なのでしょう。少し残念。
 このお寺は名前から察せられるように日蓮宗のお寺です。蓮の花で有名(たいていの京都案内本には書いてあります)ですが、拝観料をとって見せておられるわけではありません。あくまでも、お寺のご厚意で見せておられるのです。勿論境内は出入り自由です。今年蓮の花を見せていただきに行きましたら、本堂と鬼子母神を拝むように書かれていました。去年は、境内を通り抜ける小学生に本堂に礼をするように書かれていました。
 お寺はきっと蓮の花を見に来る人々や境内を通る小学生の常識のなさを嘆いておられるのだろうと思います。宗旨が違おうが何だろうが、お前たちは、お寺に来ているのだから、本尊を敬うのは当然であり常識であるということなのでしょう。
 しかし、難しいところですね。お寺の常識が世間一般の常識にはなかなかならないでしょうね。しかし、お寺がこういう注意を喚起することは大切なことだと私は思って読みました。

法金剛院

 蓮の花と言えば、やっぱりこの寺へ行ってしまいます。今年も観蓮会が行われています。7月21日(月)午前7時ちょっきりに法金剛院に到着しました。すでに二十名余りの方が並んでおられました。
 去年までの様子は「関西花の寺法金剛院」をご覧下さい。去年は夕立にあって、蓮の葉に水がたまって、こぼれるのがおもしろくて見惚れました。
 今年は蓮の花の美しさをよりフューチャーした写真を撮るぞ! と意気込んだのですが、どうでしょうか。今年は早朝の斜めの微妙な光の具合がおもしろいと思いました。
 
ぼちぼちいこかHP 四季折々
 (1)考骨・花菖蒲・杜若
平安神宮の池考骨他 勧修寺花菖蒲と鷺 柳生花ショウブ園
 (2)蓮散策
京都蓮の花 法金剛院蓮の花1 法金剛院蓮2 大谷本廟・智積院蓮
唐招提寺蓮の花 萬福寺蓮祭り 喜光寺蓮と石仏 大鬼蓮植物園
 (3)桔梗散策
廬山寺の桔梗 天得院の桔梗