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近江石仏巡り２００５−２
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善水寺から旧街道を西へ、花園という集落に着きます。近くに岩根小学校がありましたからこの辺りも岩根なのでしょう。花園公民館の近くに不動磨崖仏の案内があって山の方に入っていきます。知らない道を歩くと、まだかなと思いながら歩くので遠く感じます。プレバブ小屋の横に上の看板があって、そこから、道を左に進みますと、大きな不動磨崖仏が現れます。６ｍの花崗岩に像高４ｍの立派な不動さん。江戸時代の作とか。
大きいので迫力があります。摩滅していないので悲壮感がありません。立派な憤怒像です。室町時代以降特に江戸時代の仏像は木像にしても石仏にしても、全く評価が高くありません。写実性がない、形式的な技巧であるなどです。確かにそうだなと思いつつ、この不動さんには憎めない楽しさを私は感じました。
この道をさらに上に行きますと善水寺十二坊があり、この不動明王は修験者の信仰との関係があったようです。
（１）全景
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（２）車谷不動磨崖仏
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２００５・１・３１撮影
２００５・２・６作成
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