円空さんを訪ねる旅(74)
岐阜市美江寺写真展
(岐阜県岐阜市美江寺町2−3)
美江寺写真展に出品していた写真搬出のため行ってきました。(2016・10・30) 美江寺は乾漆の重文十一面観音を本尊とする岐阜市内の天台宗の寺です。岐阜の空襲で伽藍を焼失。戦後再建されたそうです。 ここに円空観音菩薩座像(37.2cm)があります。この観音像、裳懸座が異常に長い(観音1対裳懸座3)独特の形式で、寛文年間(1661〜73)にのみ見られるもので、円空の初期像といえます。。この像が岐阜県博物館で開催中の特別展「東海地方の円空仏」に出品されたことを記念する写真展が行われました。 |
阿弥陀堂で写真展
仁王門から真正面に本堂があり、まず十一面観音の御前立ちを拝ませていただきました。
右手に阿弥陀堂があり、写真展はその中で開催されていました。約一月余りの開催でした。ご用意された説明書はすべてなくなったそうで、大勢お越しになり好評であったようです。
私の出品作については「円空さんを訪ねる旅(72)美江寺円空仏写真展」を見てください。